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Photoshopをタブレットで--新時代に向けたアドビの取り組み - (page 2)

文:Stephen Shankland(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年11月10日 07時30分
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 「人々はかつて、パレット、正確に言うと物理的なパレットを使って色を調合していた。われわれは、それと同種の体験をタブレット環境にもたらすことが可能かどうか検証している。現在取り組んでいるのは、モバイルデバイスをネットワーク上のPCに接続して、各デバイスが連携できるようにすることだ」(Lynch氏)

Adobeの進歩

 タブレットとスマートフォン分野への進出は、PC時代に深く根ざしたソフトウェア企業であるAdobeを現代化するために行われている施策の1つだ。Adobeが新時代を迎えようとしていることを示す兆候には、次のようなものがある。

  • 「Flash Player」ソフトウェアへの変更。Googleをはじめ、Appleを支持していない複数の企業の協力の下、Adobeは同ソフトウェアをモバイルデバイスにも拡大しようとしている。
  • 雑誌制作者がiPadなどのタブレットを利用できるようにパブリッシングツールを改良。
  • 「iPhone」、iPad、Androidデバイス向けの「Photoshop Express」。ウェブベースの編集ツール兼フォトギャラリーである「Photoshop Express」。現時点では、これらのアプリケーションは本格的なプログラムと比べると見劣りするが、開発が進められている。
  • HTML5と関連ウェブテクノロジの採用。Adobeは「WebKit」ブラウザエンジンプロジェクトにコードを提供するほど積極的だ。こうした戦略によって、AdobeのFlashに対する取り組みのリスクを軽減できる。

 これらの取り組みの多くは、まだ経済的な価値を証明できていない。ただし、PhotoshopとほかのAdobe Creative Suiteアプリケーションはドル箱製品である。そして、それを新時代のコンピューティングデバイスに拡張することは理にかなっている。カンファレンスで披露されたモックアップは、Lynch氏が行ったデモの先にあるアイデアを示していた。

Photoshopをモバイルに

 Photoshopをデュアルモニタで使用する専門家は多い。1つは編集中の画像用で、もう1つは豊富な機能を備えたコントロールパネル用だ。Adobeの設計で示されているように、Photoshopのコンパニオンアプリケーションは無線ネットワーク接続を通してメインのPhotoshopアプリケーションに接続されるものであり、従来とは違う種類の拡張になる。

このデモでは、Androidが搭載されたサムスンのGalaxy Tabで、Content-Aware Fill機能というPhotoshopの高度な編集機能が披露された。 このデモでは、Androidが搭載されたサムスンのGalaxy Tabで、Content-Aware Fill機能というPhotoshopの高度な編集機能が披露された。
提供:Screenshot by Stephen Shankland/CNET

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