ドワンゴと角川グループは10月28日、包括業務提携を締結し、角川グループのアニメやコミック、ゲームなどを「ニコニコ動画」で展開すると発表した。角川グループのコンテンツ配信プラットフォーム「Book☆Walker」で購入した電子書籍を、ニコニコ動画が今後提供する電子書籍ビューワ「ニコニコビューワ」(仮称)で閲覧できるようになる。
ニコニコ動画内に角川グループの公式チャンネルも新たに設置。角川グループのコンテンツに加え、将来的にはニコニコ動画限定のオリジナルアニメの配信も検討するという。公式チャンネル内で、ニコニコ動画で活躍するクリエイター(映像、音声、静止画など)を発掘、育成し、角川グループでの書籍化やアニメ化へつなげるための番組も検討する。
また、現在ニコニコ動画のPCサイトで無料配信している角川グループのアニメの最新話をニコニコ動画モバイル配信でも配信するとのこと。
同日開催された「ニコニコ大会議」には、角川グループ取締役会長の角川歴彦氏が登壇。ドワンゴとの提携の喜びを語り、作品への愛があれば二次創作物であるMAD作品も認めていくとした。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス