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R・オジー氏、マイクロソフトの新しい「夜明け」を語る - (page 2)

文:Don Reisinger(Special to CNET News) 翻訳校正:佐藤卓、小林理子、編集部2010年10月26日 07時57分
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 「われわれが向かっている世界は、1)われわれ全員がつながり、われわれの思いどおりに利用できるクラウドベースの連続性のあるサービスと、2)そのようなクラウドベースのサービスとやり取りできる、家電感覚で手軽に使える接続デバイスだ」とOzzie氏は述べた上で、次のように続けている。

 一見したところ、連続性のあるサービス接続デバイスからなるこの世界は、現在とそれほど変わりないように思われる。しかし、今日のウェブサイトを構築、提供、管理している人であれば、真の意味で連続性のあるサービスを運営することが途方もなく困難であり、高度に洗練された大規模な消費者向けウェブサイトでなければ実現できないことを肌で理解している。また、接続デバイスを対象としたアプリケーション群を構築、提供している人であれば、簡単かつ確実に「同期」または「ストリーミング」を行うだけでもどれほど困難なことであるかを理解している。一見簡単に見えるこれらの目的を達成するには、ヒューマンインターフェース、ハードウェア、ソフトウェア、およびサービスに劇的な変革をもたらす必要がある。

 一方、PC中心のクライアントとサーバ型の世界は、この四半世紀の間に「とてつもなく複雑さを増して」おり、Ozzie氏はこれに対して、「複雑さはすべてを台無しにする。複雑さは、ユーザー、開発者、ITの活力をそいでしまう。複雑さは、製品の計画、開発、テスト、利用を難しくする。複雑さは、セキュリティ上の問題を引き起こす。そして、複雑さは、管理者にフラストレーションを抱かせる」と警告する。

 だからこそ、Microsoftは「PC後の世界というものがやってくるとするなら、その世界がどのようなものになるかについて、現実性のあるイメージを作ら」なければならない。「現在より素晴らしく、実現性のある未来を思い描ける人が、先頭に立つチャンスを得る」とOzzie氏は記している。

 続いてOzzie氏は、業界について、「われわれ全員がつながり、われわれの思いどおりに利用できる、クラウドベースの連続性のあるサービスと、そのようなクラウドベースのサービスとやり取りできる家電並みに手軽な接続デバイス」を提供する方向に向かっていると述べている。同氏はまた、連続性のあるサービスと接続デバイスが「次の業界再編成の波」を主導するものになりうると確信しているが、一方で、業界がこうした考えを完全に受け入れるようになるにはまだ時間がかかるとも考えている。だが、「いずれはそうなる」とOzzie氏は言う。

 また、経済その他で不安定な状態が続いている現状にあっても、Ozzie氏は楽観的な見方を明らかにした。「われわれの業界、そしてわれわれの会社にとって、大きく、発展性ある未来があると考える」とOzzie氏は述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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