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米ヤフー、第3四半期決算を発表--経費削減効果で予想上回る

文:Caroline McCarthy(CNET News) 翻訳校正:湯本牧子、高森郁哉2010年10月20日 10時30分
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 米Yahooは米国時間10月19日、株式市場の取引終了後に2010年第3四半期(9月30日締め)の決算を発表した。苦境に立つYahooだが、最高経営責任者(CEO)を務めるCarol Bartz氏主導の下、経費削減を進めたおかげで利益を絞り出すことができた。1株当たりの利益は29セントとなり、今回もウォール街のアナリストらによる(明らかに低い)予想を上回った。

 トラフィック獲得コスト(コンテンツパートナーに支払う手数料)を除外した売り上げは約11億2000万ドルとなり、前年同期の11億3000万ドルからわずかに減少した。Yahoo傘下のサイトにおけるディスプレイ広告収入は前年同期比17%増加した。Yahooは2010年第3四半期にMonsterへのHotJobs売却手続きを完了させており、これがYahooの利益に上乗せされた格好で、この売却がなければ著しく緩やかな成長になっていただろう。

 Bartz氏は決算発表のプレスリリースで次のように述べた。「当社は、ディスプレイ広告の順調な増収、営業利益の大幅な増加、そして2009年から倍増した利益率により、堅調な四半期決算を達成した。われわれは当社資産の計り知れない価値を認識しており、そのため自社株の買い戻しも飛躍的に加速させた。現在のところ、2010年だけで自社株の7%超を買い戻した」

 Yahooはまた、2010年9月に同社の検索プラットフォームをMicrosoftが提供する技術に移行したほか、Associated ContentやDapperなど数多くの戦略的買収を実施した。だが、依然としてYahooが合併により親会社またはパートナーを探しているとのうわさは絶えず、Bartz氏が2009年1月にCEO職を引き受けたことに伴う新体制の成果はまだ見えていない。

 Yahooは、同社が依然として正しい方向に進んでいると述べている。

 Bartz氏はプレスリリースで次のように説明した。「当社は2010年、収益性を高め増収を回復する戦略の実行に向けて大きく前進した。利益率は拡大しており、当社が保有し運用するディスプレイ広告は2010年の現時点で18%増加した。当社の基盤プラットフォームの近代化により製品の展開が加速しているほか、検索事業におけるMicrosoftとの提携も引き続き予定通り進めている。当社は非中核資産を処分する一方で、Associated ContentやCitizen Sportsなどの戦略的買収を実施するとともに、6億人にのぼる当社ユーザーのYahoo体験を強化するため、Facebook、Twitter、Zyngaと重要な提携関係を構築した」

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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