総務省は、2010年度第1四半期(6月末)における、電気通信サービスの契約件数とシェア状況を公表した。
まとめによると、IP電話などを含むNTT東日本、西日本の加入電話契約数は3706万件。前期比2.3%減と減少傾向が続いたものの、0ABJ-IP電話(市外局番と同じ局番から始まるIP電話)の契約数は、同5.8%増の1538万件と拡大した。
一方、加入電話全体におけるシェアは、NTT東日本、西日本が82.3%(前期比0.5ポイント減)。0ABJ-IP電話における利用番号数のシェアは、NTT東日本、西日本が68.3%(同0.5ポイント減)、KDDIが15.3%(同0.5ポイント増)、050-IP電話における利用番号数のシェアは、ソフトバンクBBが42.7%(同0.1ポイント増)、NTTコミュニケーションズが35.7%(同0.9ポイント増)となった。
携帯電話とPHSの契約数では、NTTドコモが48.1%(前期比0.1ポイント減)、KDDIが27.3%(同0.1ポイント減)と横ばい。これに対し、ソフトバンクモバイルが19.2%(同0.4ポイント増)になり、2位に迫った。
そのほか、ブロードバンドサービスの契約数は、前期比1.6%増の3355万件。このうち、FTTHの契約数は1857万件で、前期比4.3%増となり、シェアについては、NTT東日本、西日本が74.5%(同0.1ポイント増)と依然大半を占めている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」