Microsoftは、かつて大々的に宣伝されていたLive Labsを再編する決定を下した。Live Labsは約5年前に立ち上げられた開発部門で、米Yahooの元幹部であるGary Flake氏がトップを務めている。Flake氏はMicrosoftを退社する意向だ。
MicrosoftはLive Labsウェブサイトへの投稿で再編を発表し、Flake氏は米国時間10月8日、自身の退社についてツイートしている。
「Live Labsチームは、Microsoft社内のラボとして約5年間活動した後、『Bing』に統合される。われわれはそこで、Bingの将来の革新に今よりも直接的に関わるようになる予定だ。Web UXとデータ視覚化に関するわれわれのノウハウを生かして、Bingのユーザー体験を向上させることを楽しみにしている。Live LabsチームのBingへの統合と、それに関連する詳細事項は、10月末までに行われることになっている」(Live Labsチーム)
Microsoftは2009年に既にLive Labsの規模縮小を実施しており、同部門の約半分の従業員がさまざまな製品チームに振り分けられた。
Microsoft関係者によると、Flake氏は統合作業を支援するために、10月の終わりまで同社に留まる予定だという。Flake氏はMicrosoftを去るが、Live Labsのほかの68人の従業員はBing部門に移籍することになる。同社は、「Pivot」を含むMicrosoftの現行プロジェクトについては、何も決まっていないとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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