Barnes & Nobleは、個人作家が電子書籍を出版できるプラットフォーム「PubIt!」サービスの運用を開始した。ユーザーは自分の作品をデジタル化し、BN.comやBarnes & Nobleの電子書籍ストアで販売できる。このサービスはAmazonの「Digital Text Platform」と競合するもので、ソニーの「Reader Store」やAppleの「iBookstore」でも同様の出版サービスが提供されている。
作家への印税率は2ドル99セント〜9ドル99セントの作品では65%、2ドル99セント未満または10ドル以上の場合は40%になるという。設定可能な最低価格は99セント、最高価格は199ドル99セント。
PubIt!では無償の変換ツールが提供されており、「Microsoft Word」、TXT、HTML、またはRTFで作成されたファイルを、電子書籍ストアにアップロード可能なePubファイル形式に自動で変換できる。Barnes & Nobleは、電子書籍の販売を、同社の電子書籍端末「NOOK」にとどまらず、可能な限り多くのデバイスに拡大する方針で、Appleの「iPhone」や「iPad」向けのアプリケーションをはじめ、「Android」搭載携帯電話や「BlackBerry」でもBarnes & Nobleの電子書籍を閲覧できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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