Barnes & Nobleの新しい電子書籍端末「nook」に関する情報がこの数日で漏れ聞こえていたが、同社は米国時間10月20日、ニューヨークで開催される公式のローンチイベントの直前に、同社ウェブサイトでnookを発表した。価格は259ドルとなっている。
これまで報じられていたとおり、nookはAndroidを搭載する初の電子書籍端末で、6インチのE-inkスクリーンとカラータッチスクリーンを搭載する。カラータッチスクリーンでは、コンテンツを操作できるほか、検索用にソフトウェアキーボードとしても使用することができる。
「Kindle」と同様、nookには3Gワイヤレス接続(通信事業者はAT&T)が組み込まれている。しかし、nookにはまた、Wi-Fi接続とメモリ拡張スロットが搭載されている。これにより、2Gバイトの内蔵メモリに加え、microSDカードで最大16Gバイトまで拡張することができる。
nookの重さは、Kindleの10.2オンス(約316g)よりも1オンス重い11.2オンス(約347g)となっている。バッテリ寿命はKindleが14日、nookが10日。nookにはMP3オーディオの再生機能とスピーカーを備えているが、Kindleのようなテキスト読み上げ機能は搭載していない。
Barnes & Nobleはまた、購入した電子書籍を14日間、友人に無料で貸し出すことを可能にするという非常に重要な新機能を売り込んでいる。同社によると、ユーザーは友人のnook、iPhone、iPod touch、一部のBlackBerryとMotorolaスマートフォンのほか、「Barnes & Noble eReader」がインストールされたWindowsやMacに電子書籍を送信することができるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」