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新しい「IE9」「Windows Live」の役割とは--マイクロソフト幹部インタビュー - (page 2)

文:Ina Fried(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年09月24日 07時30分
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--IE9は、プラットフォームとしてのWindowsに何をもたらしているのでしょうか。

Sinofsky氏:当然ながら、ブラウジングは多くの人々が行う作業です。われわれが確実にしたかったのは、Windowsを手に入れれば、とにかく非常に水準の高いブラウジングエクスペリエンスを得られるようにすることでした。Windowsは大多数の人々がウェブブラウジングで利用しているプラットフォームであり、われわれはそのWindowsで質の高い仕事をすることに注力しているという点で、ブラウザメーカーの中で独自の立場にあります。

 そこに重要な意味があり、OS間の最小公倍数に縛られるべきではないと考えています。

--ということは、MicrosoftはIEに対して行った投資の水準をもって、Windowsへの投資で他メーカーを凌ぐことができると考えているのでしょうか。他のブラウザメーカーは複数のプラットフォームに投資していますが。

Sinofsky氏:確かにわれわれは、ユーザー数の非常に少ないOSすべてにおいてブラウザを動作させるという重荷は負っていません。他のブラウザにはそれができ、それは素晴らしいことですが、それにはいくつかの意思決定といくつかの困難な課題が伴います。

 われわれはそのことについて語るのに最適な立場にあるとさえいえません。他のブラウザメーカーが抱えている課題については、メーカー各社の公開の議論や談話で知ることができます。ハードウェアアクセラレーションといったことについても語られています。質の高い仕事をしようとしていて、他のOSでも質の高い仕事をさせようとすれば、どのようなAPIを使用すべきか、どのようなマシンを使用すべきか、どのように動作するかを見極めるにあたって、単純な答えはありません。

--IE9の登場で、IEが再びWindowsのセールスポイントになる段階に達したとお考えですか。大半の人々はこれまで、最高のブラウジングエクスペリエンスを得られるブラウザが標準で付属しているという理由でWindowsを購入したわけではない、と言って差し支えないと思います。IE9でその段階に達したとお考えですか。

Sinofsky氏:われわれにとって最も重要なことは、人々がとにかくIE9とわれわれの仕事を気に入ってくれることです。「Windows 7」は非常に好意的に受け入れられており、そのことを非常にうれしく思っています。もちろん、その責任も謙虚に受け止めています。Windows 7を選んで、願わくはIE9も好意的に温かく受け入れてくれれば、必ず相乗効果を得られるものと考えています。

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