4001fieldは、最新のiPhoneやiPadのアプリ情報を発表するイベント「I Love iPhone × Apps vol.7」を開催した。電通、タカラトミーエンタメディア、オール・アクセス・トゥデイ・ジャパン、ジェナらが登場し、新作アプリやアプリの制作管理システムなどを発表した。
タカラトミーエンタメディアは、iPhone/iPad向けのアプリブランドとして「Family Apps」を立ち上げたことを発表。タカラトミーグループの玩具ビジネスで培ったノウハウなどをもとに、子どもから大人までなじみのあるミニカー「トミカ」などのおもちゃを題材にしたアプリを展開し、家族で楽しめるアプリを国内外で提供するとしている。
第1弾として、2010年に40周年を迎えるトミカを使った子供向けゲームアプリ「トミカ ハイパーレスキュー」の無料版をリリースした。有料版は今秋を予定しているという。
トミカ ハイパーレスキューは、人命救助に適切なクルマを選び、ビルの前でクルマを上手くストップするとミッションがクリアできるゲームだ。車の役割が理解できる知育玩具としての要素もある。さらに、無料版ながら「お絵かきモード」を搭載しており、これは物理シミュレーションを使ったもの。
線を描くとクルマがその通りに走ったり、描いた器に水を入れ、穴を作ると水のこぼれを再現したりするなど、非常に繊細で柔軟なこれまでにないお絵かきが楽しめる。これは、東京大学で研究開発された粒子法等の物理シミュレーション技術を持つフィジオスとタカラトミーエンタメディアの共同開発だ。
このほかにも、玩具「せんせい」を再現したiPad向けのお絵かきアプリ「iせんせい(仮)」とiPhone向けのメーラーアプリ「きゃらめる子ちゃん」を発表。iせんせいは、砂鉄の消し残りなども細やかに再現し、リアルさが特長のアプリだ。描いた絵をサーバを経由して共有する機能なども搭載されるという。価格は未定で、今秋発売予定だ。きゃらめる子ちゃんは、アプリ本体は無料で、アプリ内課金により115円〜。にこにこぷんやテヅカモデルノの人気キャラクターの絵文字などを購入できる。
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