Googleがまた企業を買収した。同社は米国時間9月13日、ホームビデオとジオロケーションサービスを統合するイスラエル企業Quickseeを買収した。
買収の金銭的条件は明らかにされていないが、イスラエルの新聞Haaretzは、Googleがおよそ1000万ドルを支払うことになるだろうと報じている。Quickseeのサービスを使うことでユーザーは、建物や公共の場所を撮影したビデオをアップロードし、タグ付けすることができる。これによって他のユーザーは、「Google Maps」上にレイヤとして配置された、その地域のウォークスルー映像を閲覧することができる。
これは、Street Viewや、Google Maps内の企業リスティングなど、いくつかのGoogleプロジェクトに非常にマッチしている。また、Quickseeの創設者らは、買収完了後にGoogleのGeoチームに加わる予定であることを認めている。Street Viewにビデオを導入するという構想は、間違いなくプライバシーを主張する人々の反感を買うだろうが、企業、ホテル、不動産業者が所有する建物のビデオを容易にアップロードできるようにすれば、Googleの地元企業向けリスティングサービスはかなり容易に成功を手にすることになるだろう。
Googleは、目まぐるしい勢いで企業買収を続けているが、最近の買収のほとんどはソーシャルメディアまたは検索関連に絞られている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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