エプソンダイレクト製のノートパソコンに搭載されたバッテリパックに、発火の可能性があることがわかった。同社では、バッテリパックの無償交換を実施する。
不具合が報告されたのは、2008年10月〜2010年7月に販売したノートパソコン「Endeavor NJ3100」。同製品に搭載されたバッテリパックにおいて、制御基板に実装する部品の取り付け方向に間違えがあったとのこと。そのためバッテリに異常が生じた場合、保護回路が正しく動作せず、発火に至る可能性があるという。
無償交換の対象となるバッテリパックの製造ロット番号は「847/851/902/903」で、同社では2009個が対象になるとしている。
今回の事故は、消費者庁が7月16日、消費生活用製品安全法の規定に基づく重大製品事故報告として公表していた。
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