総務省がまとめた「平成22年7月『通信・放送産業動態調査』の結果(速報)」によると、2010年度第2四半期(7〜9月)と第3四半期(10〜12月)の電気通信業界の売上高見通しについて、好転すると見込む事業者が多いことがわかった。
売上高見通し指数(DI)とは、売上高が増加すると判断した事業者の割合から減少すると判断した事業者の割合を引いたもの。総務省が7月に実施した調査によると、電通信事業者の指数は第2四半期が22.2、第3四半期が27.8と、いずれもプラスとなった。全産業での指数はそれぞれ14.7、12.1となっており、両四半期ともこの指数を大きく上回った。ただ民間放送事業者では、第2四半期がマイナス21.4、第3四半期がマイナス9.5と、マイナス幅は縮小するものの、以前として見通しは悪いとしている。
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