凸版印刷は8月11日、通信機能を備えた小型デジタルサイネージ端末「EPOP NEO」を発表した。8月16日に販売を開始する。
EPOP NEOは、7型タッチパネルのデジタルサイネージ端末。サイズは高さ118mm×幅228mm×奥行き65mm、重量約950g(メモリカードなど除く)と小型で、小売店の商品棚に設置してPOP広告として利用できる。
有線LANと無線LANの通信機能を備えており、コンテンツ管理サーバからコンテンツの更新や配信スケジュールを変更できる。特売情報やタイムセール情報など、売り場に応じた情報を端末に即時反映できるとしている。配信システムはASP方式で提供される。
動画再生のほかFlashに対応し、タッチパネルを搭載していることで、ポイントラリーやクイズラリーなどユーザー参加型のコンテンツも提供できるという。また、端末とFeliCaリーダ/ライタを接続すればモバイルサイトへの誘導が可能になるほか、外部の大型ディスプレイと接続すれば映像を出力できる。
端末の本体価格はオープン。配信システムの運用費などは別途必要になる。レンタルとしても提供する予定という。凸版印刷は2010年度、メーカーや流通企業、広告代理店などを対象に売り上げ1億円を目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス