トレンドマイクロは8月10日、インターネットの利用状況と意識に関するウェブアンケート調査の結果を発表した。調査結果によると、回答者の半数が「クラウドを知らない」と回答している。
その一方で、ウェブメールや動画サービスといった具体的なサービスの利用率は70%以上となっており、クラウドの認知と利用に大きな差があった。各世代ともにクラウドの認知率が低いものの若年層ほど利用率が高く、言葉の認知にかかわらず比較的新しいサービスに対しては若年層ほど親しみが高いことがうかがえる。
セキュリティに関する意識として、流出するともっとも困る情報についての設問では、中高年ほど「銀行口座やカード番号」といった直接金銭につながる情報の重要度が高い。その一方で、コンピュータウイルスへの不安は若年層の方が高く、年代によりネット利用の上での不安点や意識に違いがあることが明らかになっている。
調査は、15歳以上の国内ネットユーザー(男女問わず)を対象に7月30日〜8月1日に実施、有効回答数は692人となっている。
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