Googleは米国時間8月6日付けのブログ投稿で、ソーシャル技術企業Slideを買収したことを認めた。Slideは、PayPalでの活躍で有名なMax Levchin氏が創設し、Facebookプラットフォームにおいて最初に記録的なヒットアプリのいくつかを開発した企業である。Levchin氏とSlideの従業員は、Googleに加わる予定である。
買収条件は公表されていないが、先週初めに買収の噂が浮上した際には、買収金額は約1億8200万ドルと言われた。
Facebookが最高峰に君臨するソーシャルネットワークの分野に参入しようとするGoogleの試みは、これまでのところあまり成功していない。Slide買収に関する初期の報道では、FarmVilleを開発するZyngaへの投資と合わせて、同社がソーシャルゲームに照準を定めているとされた。あるGoogle関係者は米CNETに対し、同社が注目しているのはゲームではなく共有やソーシャルコネクションであると述べていたが、上述のブログ投稿はこの主張を裏付けるものであるようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」