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“144.3cm2”がデスクトップを変える--アップル「Apple Magic Trackpad」レビュー - (page 2)

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トラックパッド&トラックボール派からみた使い心地

 Magic Trackpadの製品について紹介してきたが、今度は僕のインターフェース遍歴からMagic Trackpadを見ていきたい。

 僕自身のメインマシンは長らく「MacBook Air」で、サブに自宅でiMacを使っていた。これを2010年4月にCore i7のMacBook Pro 15インチに乗り換え、以来原稿執筆から写真や動画の編集に至るまで、全てこの1台でこなすようになった。MacBook Airからはだいぶ重たくなったが、代わりにiPadを投入して週の半分はiPadを持ち歩いて仕事をするようになった。このMacBook Proで、ガラストップの心地よいトラックパッドを利用してきた。

 こんなことにこだわる人もあまりいないんじゃないかと思うけれど、どうも盤面を押し込んだときの「カチッ」という音が気にくわないこともあり、普段からクリック動作などにタップを多用している。ノートPCを開いて机ではマウスを使う人も多いかと思うが、僕はトラックパッドをそのまま利用してきた。キーボードのホームポジションから手を離さず、右手でも左手でも親指を離さず操作できるからだ。その場合に親指で盤面をはじけばクリックの意味をなすところも便利だったりするのだ。

  • 鋭すぎる筐体のエッジ部分

 ただMacBook Proで使うトラックパッドで小さくない不満点は、鋭すぎる筐体のエッジ部分だ。トラックパッドを使うときもキーボードを使うときも、腕の手首に近い部分がエッジに触れるのだが、跡が付くくらいだ。そのため長時間同じ体勢でMacBook Proで仕事をしていると、腕が少し痛くなってきて休憩することがある。それに比べると、Magic Trackpadは傾斜が付いていて縁までいっぱいが操作部分。おそらく最もストレスなく快適に使えるマルチタッチトラックパッドであると思う。

 MacBook Proになってから、家に余っている「Cinema Display」に接続してデスクトップとしても利用するようになった。この際に使っていたポインティングデバイスはトラックボールだ。トラックボールも好きなデバイスで、初めて買ったノートPCであるDECの「Digital Hi-Note Ultra II」もトラックボール内蔵だったことを覚えている。

 今使っているブランドは「Kensington」。ボールがちょうど掌に収まるほどの大きさの製品をずっと使ってきた。机のスペースが限られている点と、考え事をするときにボールを持って手の中で転がすクセがあったためだ。

 今回このトラックボールをMagic Trackpadに置き換えてみた。トラックボールと同様に設置した面積以上に場所を取らないし、心地よいガラスの盤面、タップ操作やジェスチャーの機能などトラックパッドならではの機能がとても効率的な操作を可能にしてくれると思ったからだ。なにしろ出先でMacBook Proを使っているわけで、全く同じ感覚で操作する事ができるMagic Trackpadは、モバイル環境でもデスクトップ環境でも作業や思考のペースが途切れることなく連続的にとらえられそうだ。

 ただ、トラックボールのボールのクセは当分直らなさそうなので、ボールだけはデスクに残しておこうと思う。

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