総務省は7月6日、2009年度におけるモバイルコンテンツ産業の実態調査を発表した。
まとめによると、モバイルビジネス市場は1兆5206億円で、前年比1682億円増加して12%増となった。このうち、モバイルコンテンツ市場は5525億円(前年比14%増)、モバイルコマース市場は9681億円(同11%増)といずれも市場が拡大した。
モバイルコンテンツで特に成長が著しかったのは、「SNS等におけるアバター/アイテム販売」で2008年の157億円から447億円の約2.8倍に増加。モバイルコマースでは、株取引などのトランザクション市場、交通チケット購入、旅行予約などのサービス系市場、通信販売などの物販系市場のいずれも10%前後の堅調な伸びとなった。
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