Googleは、携帯電話や一部のノートPCのユーザーが同社のアプリケーションで位置情報の修正や共有を行うのを利用して、Wi-Fiホットスポットに関する同社のデータベースを増強しているという。Googleは米国時間6月29日、この事実を認めた。
例えば、「Google Maps Navigation」で現在地の修正を行うと、利用可能な周辺のホットスポットと関連づけられたMACアドレスのリストをGoogleに送信することになり、このアドレスは「Street View」プロジェクトで収集したMACアドレスのデータベースと照合される。ここまでは、GPSが都市部ではうまく機能せず、携帯電話の基地局の位置合わせが正確ではない場合の現在地の決定のために一般的に使用されている方法だが、Googleのアプリでは、新しいMACアドレスを同社のデータベースに追加している。
この処理は、GoogleのStreet Viewプロジェクトとほとんど変わりはないが、1点大きな違いがある。Googleによると、同社のモバイルアプリでは、ペイロードデータの収集は行われていないという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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