それには長くかからなかった。「iOS 4」がAppleから正式リリースされてからわずか1日、iPhone Dev-Teamは同ソフトウェアを搭載する「iPhone」をジェイルブレイク(脱獄)およびアンロックするハックツールをリリースした。
しかし、最新版「PwnageTool 4.01」には重要な警告が数点ある。同ツールは、古いブートROMを搭載し、以前に脱獄している「iPhone 3GS」であり、そして「Spirit」メソッドを使用していない場合に限り、うまく機能する。新しいブートROMが搭載されている場合は、PwnageToolを使用することはできない。
以前に脱獄した「iPhone 3G」は、新しいPwnageToolが機能するが、同様に、Spiritを使ってないことが条件となる。
この新しいハックは、iOS 4の正式版のみに対応し、Worldwide Developers Conference(WWDC)で配布された開発者向けリリースは対象外となっている。
iPhone Dev-Teamによると、iPhone 2G、iPod touch、第3世代iPod touchは現在、同ソフトウェアのサポート対象外であるという。彼らは、今後のリリースでこの問題を修正する方法に取り組んでいる。
ベースバンドアンロッカーは、「04.26.08」以上のすべてのベースバンドで機能するという。これは、iPhoneをAT&T以外の携帯電話事業者で使用することを可能にする手段である。このアンロッカーは現在、iPhone 3GとiPhone 3GSをサポートしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」