「Google Voice」の一般提供が開始となった。
Googleは米国時間6月22日太平洋時間午前10時、これまで招待を受けたユーザー限定だったGoogle Voiceを一般提供する、とGoogle Voice担当製品マネージャーを務めるCraig Walker氏は、同製品のローンチ前のインタビューで述べた。現時点で100万人以上のユーザーがGoogle Voiceを利用しているが、Googleは、より大きなユーザーベースをサポートするための十分なインフラストラクチャが整うまでは、同サービスの提供範囲を広げたくなかったと同氏は述べた。
Google Voiceでは、1つの電話番号を登録すると、その番号に電話がかかってきたときに、デスクフォン、自宅の電話、または携帯電話を呼び出すことができる。ボイスメールのテキストへの変換や、ユーザーがウェブベースのGoogle Voiceコンソールから電話をかける機能も提供する。
Walker氏は、Googleが一般提供にあたり、どれだけの登録ユーザー数を見込んでいるかについてはコメントしなかったが、「登録ユーザーの増加に対応するための十分な余裕とキャパシティがなければ、ローンチしてはいなかった」と述べた。Google Voiceは現在のところ、米国内限定のサービスである。Googleは、国外への拡大を視野に入れているが、世界中における規格、法律、コストの違いに起因する複雑な問題が存在するとWalker氏は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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