米サンフランシスコ発--Googleは米国時間3月12日、「Google Voice」という新サービスを発表する予定だ。
Google Voiceは、Googleが2007年7月に買収したGrandCentralの技術を利用したもので、電話コミュニケーションというユーザーの生活における重要な部分で、Googleがブローカーとなる可能性を秘めたものだ。ユーザーがGoogle Voiceで利用する新しい電話番号を登録しておけば、他の人からその番号に電話があったときに、ユーザーの実際の電話に着信する。ボイスメール機能もある。
旧バージョンでは、電話サービスを一元化し、電話着信をスクリーニングしてウェブ経由でボイスメールをチェックできた。最新版では、これにいくつかの機能が追加されている。Googleは自社テキスト変換技術を利用して、ボイスメールをテキスト変換するサービスを追加する。これにより、特定キーワードのメッセージ検索が可能になった。Gmailのアドレス帳を利用して、電話をかけてきた人への対応をGoogle Voiceで設定できる。SMSに対応し、テキストメッセージの送受信が可能となったほか、電話会議も設定できる。
既存のGrandCentralユーザーは、3月12日よりアップグレードを選択できる。Google Voiceのトップでリアルタイムコミュニケーション担当製品マネージャのCraig Walker氏によると、同機能は「数週間」後に一般にも提供するという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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