「iPhone 4」の予約客がウェブサイトに殺到した米国時間6月15日午前、大勢がオンライン注文プロセスで不具合に遭遇したと報告した。
その相当数がTwitterを使って、予約プロセスが途中で行き詰まり、下の画像のようなエラーメッセージが表示されると報告していた。
この問題がAT&T側のものなのか、それともAppleのサイトに負荷がかかりすぎたものなのかは、はっきりしていない。「Apple.com」からの注文を行うと、AT&Tを通じて現在の登録アカウントが認証されるところでプロセスが止まる。ただし、報告によると、ほかの部分でプロセスが停止することもあるという。
Appleのカスタマーサービス電話の回線にも、同様に処理能力を超える問い合わせが殺到しているようだ。「1-800-MY-APPLE」に電話をかけると、「着信件数が非常に多い」ため現在新しい着信を受けていないという、録音されたメッセージが流れる。
Gizmodoの読者数名は、AT&TのiPhone注文サイトにはセキュリティ上の問題があると報告している。報告によると、予約プロセスが停止した際にページを更新すると、他人のアカウントに切り替わったという。
Appleにコメントを求めたが、回答を得られていない。AT&Tはコメントすることを拒否した。
iPhoneの注文で購入者が不満を覚えるのは、今回が初めてではない。AT&TとAppleは、2007年の最初のリリース時も、同様に2008年も、大量のアクティベーションにより広範囲で問題を抱えた。さらに2009年にも、規模は縮小したものの、やはり問題が起きた。しかし、先行予約のプロセスでこうした遅延が生じたのは、今回が初めてだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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