Googleは早ければ2010年の秋にも、楽曲のダウンロードやストリーミングを提供する音楽サービスをローンチする可能性があるという。音楽業界の複数のソースが米CNETに伝えた。Googleは5月のGoogle I/O 2010で、「iTunes」に対抗した「Android OS」用のウェブベース音楽機能を披露しており、また米国時間6月4日には、Googleドメインのサイトから「Google Music」ロゴが発見されたとTechCrunchが報じている。
だが、音楽業界の内部関係者によると、Googleの計画の対象は、Android OSにとどまらないという。1月に開催されたConsumer Electronics Show(CES)では、Googleは米国の大手メジャーレーベルの何社かと関係を強めている様子だ。オンライン音楽市場を支配するAppleの対抗として、米国のトップレーベルはGoogleを温かく迎え入れるだろう。さらに、YouTubeは音楽ビデオストリーミングサービスとして最も成功を収めた実績もあるウェブサイトであり、Googleは2009年秋から、Google検索の結果から楽曲をストリーミング再生できるMusic Oneboxもローンチしている。
この件に関しGoogleにインタビューを求めたが、回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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