台湾のケータイのお話やらオマケの保険の話が長くなってしまったが、さっそくT188本体を見てみよう。端末のデザインは薄型でちょっと独特な形状だ。数字キーの配列も右段にゼロキーのある特殊なもの。キーの間隔が微妙に開いているあたり間延びした印象も受けるが、これなら押し間違いもなく使いやすいかもしれない。
でも全体のデザインはなんとなーくNokiaの某端末に似ていないこともない。方向キーの左右にメニューキーと音楽再生キーを配置しているあたりなんかもなんとなく、だ。おそらくこのデザインになるまでにオリジナルのNokiaの形をコピーしていき、段々とオリジナリティを追加していくうちにここまで変形しちゃったんじゃないだろうか?両者は親戚関係と思えるようなデザイン上の類似があるように思えるのだ。
背面を見てみると、メーカー名があるだけのシンプルな電池カバー、そしてその上部には2メガピクセルのカメラを備えている。背面のデザインも比べてみるとやっぱり似ているんだけど、まぁイメージはだいぶ違っているし誰もそこまでは気にしないか。むしろ上品に仕上げられている全体のデザインをほめてあげるべき。一体感ある背面はなかなか悪くない感じである。
電池カバーを開けてみればおなじみのDual SIMカードスロット、そしてmicro SDカードスロットが備わっている。SIMカードは上下2段に入れるタイプで、ちゃんとイラストで明記されているのがありがたい。筆者は以前、このタイプのトンデモケータイを買ったもののSIMカードの入れ方が不明で、どうやっても1枚しか使うことができなかったこともある。このあたりは台湾向けってことでちゃんとしているのかな?
なお本体背面内部の左側を見ると、何やら上下方向に細長いスキマが開いている。この形状、おそらくここにTVアンテナが入るようになっているのではないだろうか。トンデモケータイはアナログTVチューナ内蔵が多いのだが、このT188はTV機能は非搭載であるようだ。台湾はケーブルTVが普及しており、ケータイで地上波のアナログTVを見る人がいないってことなのだろう。
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