さっそくSIMカードを2枚入れてT188を起動してみよう。スタートアップのアニメーションはこの端末の代理店である永達国際社のロゴらしきものが出るようである。一応このあたりもちゃんとカスタマイズしてあるのね。起動時の音も静か目であり、中国大陸の本家トンデモケータイのやかましくて騒がしい大音響ではないのも好感が持てる。
待ち受け画面にはアプリケーションのショートカットがいくつか並んでおり、またメニュー画面のデザインもどことなくNokiaっぽいのはトンデモケータイだけに仕方ないところか。まぁ台湾ではまだトンデモケータイはマイナーなだけに、他社となんとなく似ているユーザーインターフェースのほうが受け入れられやすいかも、ってことで前向きに捕らえておこう(笑)
それぞれの機能を見ていくと、これといって際立って目立ったものはないようだ。台湾向けでもあることから、中国大陸内でのゲームやコンテンツのダウンロードサービス関連のメニューも一切入っていない。その代わりブラウザのアクセスポイント設定は台湾のキャリアのものがデフォルトで入っているなど、現地でコンテンツ閲覧するには不自由しないようになっている。またメールが使えるようなのだが、メニューはなぜかドイツ語なのが謎だ。ドイツ以外ではメール機能はあまり使われないってことなのか?
他にも目立ったところといえば、電卓アプリの背景が壁紙の絵になるくらいだろうか。世界時計はきちんとデフォルトの都市が台北になっている。うーんあちこちのお店で売っている割には、実は中身はごくごくフツーのケータイであるようだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」