えっ、保険付き?トンデモケータイ、台湾に進出--中国トンデモケータイ図鑑 - (page 4)

電源ON、結構普通な機能

 さっそくSIMカードを2枚入れてT188を起動してみよう。スタートアップのアニメーションはこの端末の代理店である永達国際社のロゴらしきものが出るようである。一応このあたりもちゃんとカスタマイズしてあるのね。起動時の音も静か目であり、中国大陸の本家トンデモケータイのやかましくて騒がしい大音響ではないのも好感が持てる。

 待ち受け画面にはアプリケーションのショートカットがいくつか並んでおり、またメニュー画面のデザインもどことなくNokiaっぽいのはトンデモケータイだけに仕方ないところか。まぁ台湾ではまだトンデモケータイはマイナーなだけに、他社となんとなく似ているユーザーインターフェースのほうが受け入れられやすいかも、ってことで前向きに捕らえておこう(笑)

 それぞれの機能を見ていくと、これといって際立って目立ったものはないようだ。台湾向けでもあることから、中国大陸内でのゲームやコンテンツのダウンロードサービス関連のメニューも一切入っていない。その代わりブラウザのアクセスポイント設定は台湾のキャリアのものがデフォルトで入っているなど、現地でコンテンツ閲覧するには不自由しないようになっている。またメールが使えるようなのだが、メニューはなぜかドイツ語なのが謎だ。ドイツ以外ではメール機能はあまり使われないってことなのか?

 他にも目立ったところといえば、電卓アプリの背景が壁紙の絵になるくらいだろうか。世界時計はきちんとデフォルトの都市が台北になっている。うーんあちこちのお店で売っている割には、実は中身はごくごくフツーのケータイであるようだ。

起動時は代理店のロゴが出る 起動時は代理店のロゴが出る※クリックすると拡大画像が見られます
待ち受け画面とメニュー画面はNokiaっぽいか 待ち受け画面とメニュー画面はNokiaっぽいか※クリックすると拡大画像が見られます
台湾のアクセスポイントがセット。メール機能はなぜかドイツ語? 台湾のアクセスポイントがセット。メール機能はなぜかドイツ語?※クリックすると拡大画像が見られます
電卓は背景が待ち受け画面の壁紙。世界時計はホーム都市が台北にセットされている 電卓は背景が待ち受け画面の壁紙。世界時計はホーム都市が台北にセットされている※クリックすると拡大画像が見られます

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