富士通、携帯電話2010年夏モデル--さらに進化したヨコモーション、フルHD搭載も

坂本純子(編集部)2010年05月24日 12時56分
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 富士通は5月20日、携帯電話2010年夏モデルの新機種とCM発表会を開催した。富士通は、NTTドコモ向けに2010年夏モデルとして、フルHD対応で防水機能を備えたハイスペックな「docomo PRIME series F-06B」、画面を左右にスイングできるヨコモーション「docomo STYLE series F-07B」、低価格帯ながらも防水機能を備えた「docomo STYLE series F-08B」の3機種を提供している。

  • 富士通の2010夏モデルのポジショニング

 まずは富士通の携帯電話における2009年度の業績を振り返り、富士通執行役員副社長の佐相秀幸氏は「携帯電話の出荷台数は518万台で前年度比110%。目標以上の数値で、シェアはパナソニックの2位に続いて僅差の3位。まずまずというところ。12月にはLTEのサービスが始まる。LTEのカード端末を提供するポジションをいただいている。しっかりとサービスを支援していきたい」と語った。

 富士通の携帯電話のこだわりは、第一にキーボードの操作性を損なわないことだという。これを前提に設計しつつ、大画面化やタッチ操作、縦画面と横画面を自由に使える新たな機能を盛り込んでいくとしている。

 今回、富士通のラインアップでもっともハイスペックモデルとなるF-06Bは、フルハイビジョンムービー対応の1320万画素カメラと3.5インチの大画面タッチパネル液晶を搭載。さらにWi-Fi機能や販売されている電子辞書と同等という電子辞書、FMトランスミッターなどの機能も備えた。

  • F-06Bの機能

  • 水中でヨコにスライドさせることもできる

  • フォーミュラ・ニッポンのレーシングカーでF-06Bが採用されており、優れたノイズキャンセリング機能とアピール

 F-07Bは、2年ぶりとなるヨコモーションケータイで、買い換えユーザーを狙ったもの。同社によれば、ヨコモーションユーザーの約7割が「次もヨコモーションを購入したい」と回答しているという。ヨコモーションは、フルブラウザやワンセグなど用途に応じて画面のみを縦にも横にもでき、さらにキーの操作性は変わらない。その利便性が評価されているとしている。

 2008年に発売したF906iから4mmスリム化し、14.8mmとなったほか、カメラは320万画素から1220万画素へと大幅にアップした。新たにワンプッシュで開く機能を加え、大幅にスペックアップした。

  • F-07Bの進化点

  • 過去から現在までのヨコモーション端末ラインアップ

  • F904iとF-07Bの比較。継ぎ目もなくなり、より薄くなっている

  • くぼみをアクセントにしたF-08B

 F-08Bは、防水機能、メールなど基本的な機能を重視したモデルで、えくぼを思わせるやわらかなくぼみをアクセントにしたデザインだ。くぼみをなでると、イルミネーションが輝き、ディスプレイにアニメーションが表示される。

 富士通では、3年前から「5秒でアピールできるケータイ」を作ることを心がけているという。これはたくさんの機種がある売り場で、販売員がすぐに説明できることを意識したもの。「らくらくホンのコンセプトは、非常にわかりやすかった。売り場で販売員の方々は説明に5分、10分も使えない。(企画時に)らくらくホンと同じようにキーワードを見つけてこいと言った、それをわかりやすい言葉で5秒アピールという言うようになった」と佐相氏は明かした。

  • 瑛太氏は、カッコよくヨコにスライドさせる方法について、「親指をうまく使うこと」とコツを披露した

 会場にはCMに出演する俳優の瑛太氏が登壇。気に入った機能について、「7枚を連写して、その中から1枚選んでくれる機能がすごいと思った。自分でまばたきしながらやってみたが、ちゃんときれいな一枚を選んでくれる」とF-06Bに搭載されている「ベストショットセレクト」機能をアピールした。

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