Android 2.1以前のバージョンでは、MicrosoftのExchangeサーバに関してサポートが不完全だったが、Froyoでは大幅に変わっている。
Android 2.2では、カレンダー操作に関するサポートが完全になったのに加え、電話のセキュリティ機能を要求したり、電話紛失時に遠隔からデータを消去したりするためのオプションが管理者向けにサポートされている。また、Exchangeのグローバルアドレスリストの統合により、メールアドレスを手作業で保存する必要がなくなった。
カメラについては、現在は静止画に限られているLEDフラッシュを使った撮影が、動画で可能になる。また、ズーム、フラッシュ、ホワイトバランス、ジオタグ、フォーカス、露出レベルの画面コントロールが提供される。
Froyoでは、Android搭載電話をポータブルWi-Fiホットスポットにすることができる。3G接続ができないモデルの「iPad」でも、Wi-Fi接続を使えばFroyo端末経由でネットに接続できる。
Bluetoothに関しては、連絡先情報の交換が無線で可能になる。Bluetoothは、机上または車内のドックで使うことができる。
Androidに対する不満の1つに、内部メモリが比較的制限されていることがあった。内部ストレージが8Gバイトある「HTC Incredible」などの機種を除けば、容量を必要とするゲーム開発者などにとって状況は厳しいものだった。
Froyo 2.2では、内部メモリだけでなく、SDメモリカードの上にアプリケーションの保存が可能となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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