大和と三井住友FG、大和SMBCキャピタルでのベンチャーキャピタル合弁事業を解消

浅賀美東江 岩本有平(編集部)2010年05月20日 16時31分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 大和証券グループ本社と三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)、および三井住友銀行(SMBC)は5月19日、大和SMBCキャピタル(DSCAP)の合弁事業を解消すると発表した。

 大和証券グループ本社とSMFGグループは、2005年10月に両社のベンチャーキャピタル子会社である旧エヌ・アイ・エフベンチャーズ(NIF)、および旧SMBCキャピタル(SMBCC)を合併してDSCAPを設立し、共同で経営にあたってきた。

 しかし、新規上場市場を取巻く環境の厳しさから、DSCAPの業績について厳しい状況が続くと予想。「合弁事業の開始前の関係に立ち返った上で、それぞれが投資事業を展開していく方が、双方のグループ価値を高められる」と判断し、合弁事業の解消に至った。

 合弁事業の解消は、7月1日を予定。大和証券グループとSMFGは、DSCAPの事業を両社の出資比率にあわせて60対40で引き継ぐ。DSCAPは、100%子会社であるNSキャピタル(NSCAP)に一部の事業を継承する。株式はSMFGグループの法人および外部出資者に譲渡する。その後、社名を「大和企業投資」に変更。同社の株式は大和証券グループの法人が100%保有する。

 NIFとSMBCCの合併前に組成されたファンドや投資先については、大和企業投資またはNSCAPが引き継ぐ。合併後のものについては、運営実態に応じて継承先を検討する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加