Javaの共同発明者であるJames Gosling氏は、Oracleが同氏の長年の雇用主だったSun Microsystemsを買収した数カ月後、Oracleを去ることになった。
Gosling氏は自身のブログ上でこのことを発表し、米国時間4月2日付でOracleを辞めたと述べた。
Gosling氏は退職の理由を明かさなかった。その代わり、Gosling氏は「正確で正直な気持ちを話してしまえば、そのほとんど全てが有害無益なことになるだろう」と書いた。今後の予定について、Gosling氏は今は分からないが、仕事探しを始める前に少し休みたいと述べた。
Gosling氏はSunに在籍していた1990年代、Javaプログラミング言語の開発に寄与した。Oracleは2009年4月、Sunを74億ドルで買収する意向を明らかにした。しかし、この買収はOracleが規制当局の承認を待つ間保留状態となり、2010年1月にようやく買収が完了した。
Sunにかつて在籍していたほかの何人かの重要人物も、この数カ月の間に退職を発表している。Sunの共同創設者で、長期にわたって最高経営責任者(CEO)を務めたScott McNealy氏は1月、長文のメモを従業員に配布し、その中でSunに在籍した28年間を振り返った。2006年にMcNealy氏の後任としてCEOに就任したJonathan Schwartz氏は2010年2月、Twitterを通して辞任を発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果