米国時間4月3日に予定されている「iPad」タブレットデバイスの米国発売へ向けて期待が高まるなか、Appleは1日、iPad対応アプリケーションを多数公開するとともに、iPadが持つ機能との互換性を実現するために最適化および強化されたウェブサイトの一覧の掲載を開始した。
現時点では、CNN、Reuters、The New York Times、Vimeo、Time、Major League Baseball、The White House、Virgin America、Sports Illustrated、Flickr、People、TEDのサイトが、iPadに対応済みとして掲載されている。Appleは同ページの下部に「Submit your site(サイトを申請)」リンクを設けているため、掲載サイト数は急速に拡大するだろう。
このリストを見ると、掲載サイトにはHTML5とCSS3、JavaScriptに準拠しているという共通点があることがわかる。明らかに、AppleはAdobe Systemsのような企業によるテクノロジよりも、こうしたオープンなウェブ標準を積極的に勧めている。Adobe Systemsの「Flash」テクノロジとAppleのモバイルデバイスの間には、まだ互換性がない。
Apple自身の「MobileMe」サービスにおける様々なサイト機能も、iPad向けに更新された。紛失したiPadを管理できる「Find my iPad(iPadを見つける)」および「Remote wipe(リモート消去)」が新たに実装されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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