「iPad」の新規予約分は米国時間4月12日まで出荷されないという先日のニュースに続き、iPadを製造する中国の製造業者は出荷台数予測を修正したと報じられている。
Fortuneによると、Morgan StanleyのKaty Huberty氏は3月29日、サプライヤーらが2010年のiPad出荷台数予測を500万台から800〜1000万台に上方修正したとクライアントへのメモで述べたという。サプライヤーらは現在、最初の3カ月だけで250万台のiPadを出荷することを見込んでいる。
Appleは4月3日より、Apple StoreでWi-Fi版iPadの販売を開始する予定である。Wi-Fiと3G対応版iPadは4月下旬に発売される予定だ、と同社は述べている。
Appleが3月29日に述べたところによると、iPadは4月3日に米国221店舗のApple Storeで発売されるほか、Best Buyのほとんどの店舗や一部の「Apple Authorized Reseller」、大学構内のブックストアでも販売開始されるという。さらに、Appleは3日、ユーザーにiPadのことをより詳しく知ってもらうため、Apple Storeで講習会を開催する予定だ。
Huberty氏は2010暦年の販売台数について、これまでどおり600万台以上と予測していると話した。同氏は報告書で、iPadの出荷台数に関するアナリスト予測は、300〜400万台で一致していると述べた。
先日の報道で、iPadの新規予約分は4月12日まで出荷が開始されないことが明らかになったが、これはAppleがiPadの最初の在庫分を既に売り尽くしたことを示唆していた。
AppleがiPadの先行予約を何件受け付けたのかについては誰も確たる情報を得ていないが、初期の予測は数十万件だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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