日産自動車は、同社初の量産電気自動車(EV)「日産リーフ」の予約注文を4月1日より受け付ける。発売は12月の予定だ。
価格は376万円から。2010年度に2009年度と同等の電気自動車への補助金が受けられるとすると、1台あたり約77万円の補助がある見込みという。この場合、ユーザーの負担は299万円からとなる。また、電気自動車の場合、2011年度まで自動車重量税、自動車取得税が免税、自動車税は購入翌年度に50%軽減される。
6年間保有し、月1000km走行した場合、同クラスのガソリン車の燃料代は約67万円(1リットル148円で計算)。一方日産リーフは、東京電力の夜間電気料金で充電した場合、約8万6000円となる。その結果、車両価格を含めた6年間の総支払い額は、電気自動車とガソリン車でほぼ同等になるとのことだ。
日産自動車では、全国のディーラーが戸建住宅への充電設備工事の取り次ぎをするほか、全店舗に普通充電設備を設置する。さらに半径40km圏内に急速充電器設置店を1店舗配備するという。国内における2010年度の日産リーフの販売目標台数は6000台だ。
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