ラスベガス発--京セラは米国時間3月23日、2010年に「Android」搭載スマートフォンを発表するという約束を履行した。「Zio M6000」は同社初となるGoogleのAndroid OS搭載携帯電話だ。筆者が2004年に初めてCTIA Wirelessに参加してから、われわれが同トレードショーで初めて目にした同社の米国向けスマートフォンでもある。
「Android OS 1.6」で動くZio M6000は、26万2000色対応の3.5インチタッチスクリーンを備えたキャンディーバー型のデザインを採用。シルバーとブラックの本体デザインは決して目新しいものではないが、スリムで魅力的であることに変わりはない。QVGAディスプレイの下にはナビゲーション用トラックボール、ホームボタン、バックキー、メニューコントロール、検索ボタンが配置されている。文字入力には、仮想キーボードを使用する。内蔵の加速度センサによって、すべてのアプリケーションが横向きの画面で利用できるようになることを期待したい。
これらの特徴の中に意外なものはほとんどないが、大半のユーザーにとっては、これで十分なはずだ。Zio M6000は、3.2メガピクセルのカメラ、30fpsで再生できる動画プレーヤー、Wi-Fi、音声ダイヤル機能、音楽プレーヤー、デジタルコンパス、フルHTMLブラウザ、ステレオBluetooth、A-GPS、3G EV-DOネットワークのサポート、通常のGoogleアプリケーション群を備える。3.5mmのヘッドホンジャックと最大32Gバイトのカードに対応するmicroSDスロットもある。内蔵メモリは512Mバイトの共有スペースを提供する。
Zio M6000は2010年第2四半期に発売される予定だ。キャリアに関する情報はまだ発表されていないが、われわれはSprintに落ち着きそうだと聞いている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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