警察庁がこのほど発表した調査で、2009年の出会い系サイトに関係した事件の検挙件数が前年よりも大幅に減少していることが明らかになった。
まとめによると、出会い系サイトに関係した事件を警察が検挙した件数は1203件。前年の1592件に対し24.4%の減少となった。また、検挙件数の内訳では、「児童買春・児童ポルノ法違反」が398件と最も多く、全体の33.1%を占めた。
このうち、出会い系サイトを通じて犯罪被害に遭った児童は前年比37.4%減の453人。一方、出会い系サイト以外のサイトを利用して犯罪に巻き込まれた児童は1136人と前年に比べて43.4%増加した。
また、出会い系サイトによる犯罪被害に遭った児童のうち99.3%が携帯電話からのアクセスだった。
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