警察庁は8月6日、2009年上半期の出会い系サイト関係事件の検挙状況を発表した。
まとめによると、2009年上半期(1〜6月)における、出会い系サイトの検挙件数は前年同期比17.1%減少し、644件。また、出会い系サイトを通じて犯罪被害に遭った児童数は265人で、前年同期比で25.6%減少した。
一方、検挙件数644件の内訳は、児童買春・児童ポルノ法違反が243件と最も多く、全体の37.7%を占めた。そのほか重要犯罪は24件で、殺人3件(前年同期1件)、強盗8件(同6件)、強姦10件(同8件)なども含まれている。
また、出会い系サイト規正法違反の検挙件数は、前年同期比25件増の184件。このうち児童による誘引は119件となり、前年同期よりも45件も増加した。
そのほか出会い系サイトへのアクセス手段では、被害児童265人のうち99.6%を占める264人が携帯電話を利用していることがわかった。
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