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インテルとノキア、両社のLinuxオペレーティング環境を統合へ - (page 2)

文:Brooke Crothers(Special to CNET News) 翻訳校正:編集部2010年02月16日 11時11分
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将来のデバイスとアプリケーションストア

 MeeGoがターゲットとする「マルチデバイス」市場には、成長著しいタブレット分野も含まれることをJames氏は強調した。「2010年は、(タブレット)に関するさまざまな実験が行われるとわたしは考えている。だが、MeeGoのようなオペレーティング環境は、タブレット式デバイスをターゲットとするのに非常に適している」とJames氏は述べた。

 ソフトウェア分野のライバルには、AppleやGoogle、さらにはMicrosoftまでもが含まれるが、MeeGoがターゲットとしているのは、Appleの「iPhone OS」やMicrosoftの「Windows Mobile」、Googleの「Android」を搭載する今日の携帯電話を超越したデバイスだ、とJames氏は話す。「市場には、多くの素晴らしい携帯電話向けOSがある。しかし、MeeGoが本当に目指しているのは、コンピューティングや通信の未来に対するあなたのビジョンであり、それらがスマートなコンピュータでどのように実現するか、ということなのだ」とJames氏は述べた。この場合の「スマート」は、小型だがハイエンドスマートフォンのように強力なデバイスを暗示している。

 しかし、Nokiaはスマートフォンについては、今後も同社の「Symbian OS」を使い続ける予定だ。「今回の発表は、われわれのSymbian戦略に何ら影響を与えない」とNokiaの企業開発広報担当ディレクターであるMark Durrant氏は話す。「Symbianがわれわれのスマートフォン向け戦略だということは変わらない。われわれは、Maemoプラットフォームを利用したのと同じように、MeeGoプラットフォームを利用していくつもりだ。つまり、ハイエンドのモバイルデバイスが対象ということだ。われわれは、それをポケットサイズのデバイス(pocketable device)と呼んでいる。今日のスマートフォンを真に超越したデバイスだ」とDurrant氏は述べた。

 開発者はMeeGo向けにアプリケーションを作成し、それを再コンパイルしてSymbianで動作させることができる、とDurrant氏は付け加えた。MeeGoは、Nokiaの「Qt」アプリケーション開発環境を使用することになっている。開発者はQtを使って1回コードを記述すれば、さまざまなデバイスおよびプラットフォーム向けにアプリケーションを作成し、Nokiaの「Ovi Store」やIntelの「AppUp Center」を通してそれをマーケティングすることができる。

 Ovi Storeは、MeeGoおよびSymbianベースのデバイスを含む、全てのNokiaデバイス向けアプリケーションとコンテンツのマーケティングチャネルになる予定で、Forum Nokiaが開発者向けサポートを提供する、とNokiaは述べた。IntelのAppUp Centerは、IntelベースのMeeGoデバイスのマーケティングチャネルになり、Intel Atom Developer Programがサポートを提供する。

 両社によれば、MeeGoソフトウェアは2010年第2四半期にリリースされる予定で、製品は2010年後半に登場する見通しだという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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