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「Google Buzz」のアプローチ--ソーシャルメディアでの反転攻勢はいかに

文:Tom Krazit(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年02月15日 07時30分
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 カリフォルニア州マウンテンビュー発--Googleは、ソーシャルメディア革命に取り残されまいと決意した。

 Googleは、自らが最も得意とすること、つまりウェブコンテンツを関連性に基づいて整理することを、ウェブで最も整理されていない領域と思われるソーシャルメディアに応用しようとしている。「Google Buzz」はこれを具現化するための、同社にとって最も野心的な試みだ。「Gmail」のウェブインターフェースにステータスアップデートやメディア共有技術を結び付け、世界中のソーシャルメディア愛用者に、FacebookやTwitterなどの競合サイトよりも多くの時間をGoogleのサイトで過ごすよう訴えかけており、その過程で価値あるデータを生成しようとしている。

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 GmailのプロダクトマネージャーであるTodd Jackson氏は、米国時間2月9日に開催のイベントの前日、Google本社でGoogle Buzzをデモしながら、「ウェブ上のソーシャル情報を整理することはGoogleスケールの問題だということが、われわれの信念の中心的な部分となった」と語った。Facebook、Twitter、Flickr、YouTube、個人ブログなどから、毎日圧倒的な量のソーシャルメディアコンテンツが生み出されており、いつの日かインターネット全体にインデックスを付けて整理できるというGoogleの信念は、こうしたウェブコンテンツの急増によって揺らいでいる。

 Googleのエンジニアたちは、誰かが挑戦しなければならないと言う。「この世界の情報の多くは、自分の友人に何が起こっているかということだ。問題のこの部分を解決しない限り、(Googleの)使命を果たすことはできない」。Googleのプロダクトマネジメント担当バイスプレジデントであるBradley Horowitz氏はこのように語る。

 しかしGoogleは、ソーシャルウェブを統合しユーザーにとって物事をより簡単にする機会をうかがっているだけでなく、Facebookが閉ざされた壁の中に蓄積した、GoogleやGoogleの広告主が見ることのできない大量のユーザーデータから得ている強みを徐々に奪うチャンスもうかがっている。Googleがこの可能性を実現する唯一の方法は、Facebookと同じくらい魅力的で使いやすいシステムをつくり出すことだ。

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