「Google Buzz」のアプローチ--ソーシャルメディアでの反転攻勢はいかに - (page 4)

文:Tom Krazit(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年02月15日 07時30分

 Buzzユーザーは新規の投稿を行う前に、公開にするか非公開にするかを選択できる。公開メッセージはユーザーのフォロワーへ配信されるだけでなく、ユーザーの「Google Profile」にも掲載される。そのメッセージは検索とインデックス化の対象となり、誰もが閲覧できる。非公開のBuzzメッセージは、ユーザーのフォロワーリスト内のサブグループに送信することができ、サブグループの数に制限はない。こうすることで、仕事関連の連絡先を、活動範囲の異なる飲み仲間や家族、友人グループと分けることができる。これは、自分のオンライン生活を半分公開したい人々に十分な保護を提供すると同時に、人々のオンラインとオフラインでの過ごし方に関するデータに対するGoogleとその広告主の渇望も静めるように思える。

 Buzzがほかのソーシャルメディアサイトと同じくらいの勢いを得るには、少し時間がかかるだろう。例えば、欠けている重要な機能の1つに、Buzzストリーム内からそれらの外部サービスを更新できないということがある。つまり、Buzzで自分のTwitter仲間が行っていることを見られるといっても、Buzzに投稿するステータスでTwitterフィードを更新することはできない。

 Googleはその機能に取り組んでいると言うが、公開時にそれをサポートしなかった理由についてはコメントを控えた。おそらくGoogleは、少なくとも当初は、Buzz内にネットワークを構築して、そうしたアップデートを内部にとどめておきたいのだろう。しかし、すでにTwitterのヘビーユーザーとなっている人は、Twitterへの投稿ができないサービスに多くの価値を見いだすことはないかもしれない。

 2010年は、Googleのソーシャルメディア戦略にとって重要な年だ。同社は新たにチームを立ち上げるため、ソーシャルウェブのベテラン数人を雇用した。また、Googleの幹部陣は、ソーシャルメディアの落後者という同社の評判を払拭するために、2010年を通して、Buzzのようなサービスを多数発表していくことを約束した。

 しかし、Googleがユーザーのオンラインでの習慣に関するデータを大量に管理していることについて世論の反発が高まっていることは、問題になるだろう。Googleはその状況から一歩前進したいと考えているだろうか。そうでなければ、Googleのソーシャルスキルは、また打撃を受けることになるだろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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