市場調査会社IDCは米国時間2月4日、2009年第4四半期のスマートフォン出荷台数は記録的な水準だったとする調査結果を発表した。ベンダー各社は当期、5440万台のデバイスを出荷したという。IDCは、これが前年同期比で39%の増加だったとしている。
2009年に最高の成長率を記録した携帯電話メーカーはAppleだった。同社の2009年通期の出荷台数は2510万台で、2008年の1380万台から増加した。市場シェアは前年の9.1%から14.4%に拡大し、出荷台数は年間で81.9%増となった。
IDCによれば、これは前年比成長率としては、すべての携帯電話メーカーの中で過去最高の記録だという。
Appleの2009年第4四半期の出荷台数と市場シェアは、さらに良い結果となった。Appleの当期の「iPhone」出荷台数は870万台で、前年同期の440万台から増加した。市場シェアは前年同期の11.2%から16%に拡大し、出荷台数は97.7%増となっている。
Appleは2009年第4四半期と通年の市場シェアで3位に入った。首位は2009年に前年比11.9%増となる6770万台を出荷したNokiaで、38.9%の市場シェアを獲得した。
2位はResearch In Motion(RIM)で、2009年の出荷台数は前年比46.2%増の3450万台、市場シェアは19.8%だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス