日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、マルチタッチ液晶や2色の新カラーなどを採用した法人向けミニノートPC 2機種の発売を開始した。
今回発売した法人向けミニノートPCは、10.1インチワイド液晶を搭載した「HP Mini 5102 Notebook PC(以下、Mini 5102)」と、15.6インチワイド液晶を搭載した「HP ProBook 6540b Notebook PC(以下、6540b)」の2機種。Mini 5102はアルミニウムとマグネシウム合金製のボディに、直感的な操作が行えるマルチタッチディスプレイ液晶を採用したモデルだ。
ストレージの暗号化が行える「Drive Encryption」、内蔵のウェブカメラでログインできる顔認証機能などを持つ「HP ProtectTools」も搭載している。主なスペックはAtom N450(1.66GHz)、2Gバイトメモリ(DDR2)、160GバイトのHDD(SATA、7200rpm)、IEEE 802.11b/g準拠の無線LANなど。カラーは従来のブラックに加え、新たにレッドとブルーが用意された。OSはWindows 7 Professional 32ビット版だが、Windows XP Professional SP3(ダウングレード)に加えてWindows 7 Professional 32ビット搭載モデルもラインアップされている。
一方の6540bは、デスクトップPCの代替として活用できる汎用性の高いスタンダードモデルだ。Core i5-540M(2.53GHz)による高いパフォーマンスに加え、ハードウェアセキュリティチップ「TPM1.2」を搭載しながらリーズナブルな価格を実現している。主なスペックは2Gバイトメモリ(DDR3)、160GバイトのHDD(SATA、7200rpm)、LightScribe対応のスーパーマルチドライブ、IEEE 802.11b/g/n準拠の無線LANなどとなっている。
価格はMini 5102が5万8800円からで、6540bが13万200円より。Mini 5102は販売代理店で受注を開始しており、2月中旬以降に出荷。同社直販サイトでは2月中旬より販売が開始される。6540bは販売代理店および同社直販サイトにて販売されている。
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