日本ヒューレット・パッカードは10月21日、Windows 7対応のビジネス向けデスクトップPCとして、新ブランド「HP Compaq Pro」シリーズ2機種を発表した。また、デスクトップPC向けモニタに、高機能モデル「HP Compaq LA(Advantage)シリーズ」とベーシックモデル「HP Compaq LE(Essential)シリーズ」の2シリーズを加える。
新製品は、同社のオンラインストアHP Directplusと、HP Directplusコールセンター、販売代理店、HP Directpartnerにて10月22日に販売を開始する。
なお同社では、ビジネス向けノートPCとデスクトップPCの現行製品も10月22日から順次Windows 7プリインストールモデルとして販売するという。
HP Compaq Proシリーズは、黒を基調としたデザインを採用したビジネス向けデスクトップPCのエントリーモデル。インテル製プロセッサを搭載する「HP Compaq 6000 Pro SF」と、AMD製プロセッサを搭載する「HP Compaq 6005 Pro SF」の2機種を用意した。両機種ともにWindows 7を搭載しているが、Windows XPへのダウングレードサービスにも対応する。
HDDだけでなく64GバイトのSSDモデルも選択可能。フロントにはUSB2.0端子を4本備える。
HP Compaq 6000 Pro SFは、「HP Compaq dc5800 SF」の後継機で、安定した稼働で実績のあるインテル Q43 Expressチップセットを採用しているとのこと。映像出力端子として、VGA端子に加えDisplayPortも搭載し、デュアルディスプレイ出力に対応した。価格は6万5100円からとなる。
HP Compaq 6005 Pro SFは、「HP Compaq dc5850 SF」の後継機。内蔵グラフィックス機能をWindows 7がサポートするDirect X 10.1に対応することで、Windows 7の特長であるレスポンスの速さを最大限に活かすという。
電源には、電力変換効率89%(従来モデルは85%)ユニットの搭載により、国際エネルギースタープログラム5.0に適合するモデルも用意した。価格は5万9850円からとなる。
デスクトップPC向けモニタは、自在な位置調整機能やHDCP対応のデジタル端子を備えたHP Compaq LA(Advantage)シリーズと、優れた基本性能を低価格で提供するHP Compaq LE(Essential)シリーズとして一新した。
全機種とも1000対1のコントラスト比、水平160度/垂直160度の広い視野角を備え、輝度を250カンデラに抑えることで、目への負担を軽減しているとのこと。従来モデルと比較して最大約40%の消費電力削減を実現し、ディスプレイ向け国際エネルギースタープログラム5.0にも適合した。
HP Compaq LA(Advantage)シリーズは、17インチTFTモニタ「LA1751g」(HP Directplus価格:3万450円)と、19インチTFTモニタ「LA1951g」(同:3万6750円)、22インチワイドTFTモニタ「LA2205wg」(同:4万3050円)をラインアップ。LA1751gとLA1951gは、入力端子にHDCP対応のDVIとVGAの2系統を備えた。LA2205wgは、入力端子としてVGAとDVI、DisplayPortの3系統に対応。3機種ともに、マウスやキーボード接続用のUSB端子も搭載している。
HP Compaq LE(Essential)シリーズは、17インチTFTモニタ「LE1711」(HP Directplus価格:2万8350円)と、19インチTFTモニタ「LE1911」(同:3万4650円)の2サイズ展開。入力端子としてVGAを装備し、ビジネス用途として必要な機能を備えた。
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