総務省は、ネット上の「セルフレイティング」の効果や課題を検証する実証実験を実施すると発表した。
実証実験は「ICT利活用ルール整備促進事業(サイバー特区)」の一環として、ネット上の有害情報対策として実施。一定の基準に基づいて利用者自らがレイティングをするセルフレイティングについて、課題を整理し、その実用性や普及の可能性を検証するというもの。
具体的には、2月1日から2月26日までの間、ケータイ小説サイト「魔法のiらんど」内で「セルフレイティング実証実験特設サイト」を開設する。サイト内で作者が自身の作品を公開する際に設定した、性描写や暴力、犯罪などの表現内容、推奨年齢などのセルフレイティングに基づき、読者は検索することが可能になる。
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