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au、年間1000万台の販売は「かなり厳しい」--KDDI小野寺社長

永井美智子(編集部)2010年01月25日 21時34分
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 KDDIは1月25日、2010年3月期第1四半期から第3四半期までの累計(2009年4月〜12月)の業績を明らかにした。auについては、当初目標としていた1000万台の販売は「かなり厳しい」という。

 営業収益(売上高)は前年同期比1.7%減の2兆5853億円、営業利益は同7.4%減の3768億円と減収減益になった。ただし期初予想の通期業績に対する進捗率を見ると、営業収益は74.3%、営業利益は80.2%と順調に推移している。

  • au解約率の推移

  • 端末販売手数料の平均単価と販売台数の推移

  • auユーザー1人あたりの月間利用料(ARPU)の推移

 移動体通信事業は営業収益が前年同期比2.3%減の2兆14億円、営業利益が同7.8%減の4079億円。第3四半期の解約率は0.67%となり、前年同期からは0.02ポイント上昇したものの、前期比では0.05ポイント低下した。

 懸案となっていた端末の販売手数料については、中機能帯の安い端末を増やすことで、第3四半期は3万円にまで減らした。ただし12月末時点での販売台数は710万台にとどまり、2010年3月期に1000万台を販売するという目標の達成は難しいという。

 春商戦に向けては学生向けの割引キャンペーン「ガンガン学割」を開始するほか、未発表の端末も用意しているとのこと。ただしスマートフォンについては「他社に比べて出遅れているのは事実だと認めざるを得ない。準備を進めているが、春商戦はほかのところで戦っていく」(小野寺氏)としており、auから新たなスマートフォンが登場するのは先になりそうだ。

 固定通信事業は営業収益が前年同期比1.8%減の6238億円、営業利益は348億円の赤字。FTTHサービスはauひかりホーム「ギガ得プラン」の投入で四半期ごとに10万以上の契約数を獲得しており、順調に伸びているとした。

 なお、1月25日にはジュピターテレコム(J:COM)を関連会社化することも明らかにしている。同社の顧客基盤にKDDIのサービスを売り込みたい考えだ。

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