アップルの特別イベント--「iPhone」関連のうわさを検証 - (page 2)

文:Kent German(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年01月27日 07時30分

新しいハンドセット

 われわれは、この予測が実現する可能性はやや低いと考えている。過去2年間、Appleは新しいハードウェアの発表を、毎年6月のWorldwide Developers Conference(WWDC)まで控えてきたし、2010年もそうするだろうと思われる。とはいえ、Appleは「One more thing」と言って手品のように聴衆を驚かせるのが大好きなので、何が起こるか分からない。第4世代デバイスへの搭載がうわさされている機能には、5メガピクセルのカメラカメラのフラッシュOLEDディスプレイなどがある。取り外し可能なバッテリのうわさも耳にしたが、われわれは、その実現についてはかなり懐疑的だ。

4G対応のiPhone

 先ほどのうわさと少し関連するが混同すべきではないものが、LTEなど(米国における)4GネットワークをサポートするiPhoneだ。少なくとも現時点では、これが実現する可能性は低いように思える。キャリアの4Gネットワークは米国ではまだ初期段階にある。サービスエリアが限られており、まだ実績もない技術をAppleが支持するとは考えにくい。そこで、次のうわさを考えてみたい。

Verizon WirelessによるiPhone

 Verizonに関するうわさはiPhone自体と同じぐらい前からあるもので、1月27日が近づくにつれて、アナリストは米国最大のキャリアであるVerizon用のiPhoneを予言しようと躍起になっている。われわれは今でも懐疑的だ。その理由の1つは、AT&Tの独占契約の満了日がまだ明らかにされていないことだ。

 その反面、Appleが、たとえ過去に同社を退けたキャリアに対してであっても、より多くのiPhoneを販売する機会を見過ごすことは、想像しにくい。それが実現した場合は、やはりCDMAとGSMの両方をサポートするハイブリッドバージョンか、前述したLTEネットワークをサポートするデバイスになるのではないだろうか。

 もちろん、間もなくすべてが明らかになる。だがそれまでの間、27日のイベントで何が発表されると思うか予想してみてほしい。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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