われわれは、この予測が実現する可能性はやや低いと考えている。過去2年間、Appleは新しいハードウェアの発表を、毎年6月のWorldwide Developers Conference(WWDC)まで控えてきたし、2010年もそうするだろうと思われる。とはいえ、Appleは「One more thing」と言って手品のように聴衆を驚かせるのが大好きなので、何が起こるか分からない。第4世代デバイスへの搭載がうわさされている機能には、5メガピクセルのカメラ、カメラのフラッシュ、OLEDディスプレイなどがある。取り外し可能なバッテリのうわさも耳にしたが、われわれは、その実現についてはかなり懐疑的だ。
先ほどのうわさと少し関連するが混同すべきではないものが、LTEなど(米国における)4GネットワークをサポートするiPhoneだ。少なくとも現時点では、これが実現する可能性は低いように思える。キャリアの4Gネットワークは米国ではまだ初期段階にある。サービスエリアが限られており、まだ実績もない技術をAppleが支持するとは考えにくい。そこで、次のうわさを考えてみたい。
Verizonに関するうわさはiPhone自体と同じぐらい前からあるもので、1月27日が近づくにつれて、アナリストは米国最大のキャリアであるVerizon用のiPhoneを予言しようと躍起になっている。われわれは今でも懐疑的だ。その理由の1つは、AT&Tの独占契約の満了日がまだ明らかにされていないことだ。
その反面、Appleが、たとえ過去に同社を退けたキャリアに対してであっても、より多くのiPhoneを販売する機会を見過ごすことは、想像しにくい。それが実現した場合は、やはりCDMAとGSMの両方をサポートするハイブリッドバージョンか、前述したLTEネットワークをサポートするデバイスになるのではないだろうか。
もちろん、間もなくすべてが明らかになる。だがそれまでの間、27日のイベントで何が発表されると思うか予想してみてほしい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手