米国時間1月27日のAppleイベントで主役になるのは待望のApple製タブレットだと思われるが、同社が「iPhone」に関して、何らかのニュースを発表する可能性も無視できない。なにしろ、初代iPhoneがMacWorld Conference & Expo 2007で発表されて以来、同ハンドセットに関する発表が1月に行われることが多かった。そして、AppleがもはやMacWorldの舞台に現れないことを考えると(同イベントの開催日は2月に移った)、27日の大々的なイベントがiPhone関連ニュースの発表の場として利用されると考えるのも自然なことだろう。
では、どのようなニュースが考えられるだろうか。マルチメディアメッセージングが利用できる今、まだ搭載されていない「必須機能」の数は減っている。しかし、たとえそうだとしても、iPhone要望へのリストはまだ存在しており、多くの人は今でも、iPhoneが米国の別のキャリアでも使えるようになることを願っている。
読者の皆さんの参考になるように、ここでは最も広まっている憶測をまとめて紹介する。ただし、現時点では、これらのうわさはすべて、あくまでもうわさである。
27日に何らかのiPhone関連ニュースが発表されるのであれば、われわれは新しいOSこそがそのニュースだと予測している。Appleは、2009年3月に「iPhone 3.0」をリリースして以来、iPhoneのメジャーアップデートを公開していないのだから、そろそろアップグレードが出ても全くおかしくない。最も可能性が高いのは、iPhoneのユーザーインターフェースが、予想されているタブレットと調和するように刷新される、というシナリオだ。これに関連することとして、iPhoneをタブレットに接続できるようにするため、AT&Tがようやくテザリング機能を利用可能にするかもしれない。
タブレットに関連しないところでも、OSに加えられる可能性が非常に高い変更がいくつかある。Boy Genius Reportは、マルチタスク、マルチタッチ機能の強化、カレンダーや連絡先の変更の同期、GUIのさらなる改善が追加されると予測している。さらに、より多くのホーム画面や、iPhone上でのアプリケーション整理機能の改善も提供されるかもしれない。
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