日本ヒューレット・パッカードは1月21日、2010年春モデルとしてノートPC 4シリーズ6機種とデスクトップPC 5シリーズ15機種、さらにマルチタッチ対応の21.5インチワイド液晶モニタを同日から順次発売する。
ノートPCは、「HP Pavilion Notebook PC dm3/dm1/dv7/dv6」の4シリーズ6機種、デスクトップPCは「HP Pavilion Desktop PC HPE/e9000/p6000/s5000/600PC」の5シリーズ15機種だ。
HP Pavilion Notebookシリーズは、13.3インチワイド液晶モデル「dm3シリーズ」および低消費電力のCeleron SU2300(1.2GHz)を搭載する11.6インチワイド液晶搭載モデル「dm1シリーズ」に、高速アクセスが可能なSSDモデルを追加。dm3シリーズのハイエンドモデルには、用途に応じてグラフィックス機能のパフォーマンスと省電力性を切り替えられる機能を新採用している。
17.3インチワイド液晶搭載のフラッグシップモデル「dv7シリーズ」、15.6インチワイド液晶搭載のハイパフォーマンスモデル「dv6i/CT」には、Core i7/i5やNVIDIA GeForce GT 230Mを採用し、Blu-ray Discドライブの選択も可能。15.6インチワイド液晶搭載モデル「dv6a/CT」に関してはAMD製の最新CPUが選択可能だ。販売開始日は「dv7/CT」が1月25日、「dv6a/CT」が1月末で、そのほかの機種は発表同時に発売されている。
販売価格は「dm3i」の量販店モデルが9万円前後〜、 HP Directplusモデルが10万9830円〜、「dm3a/CT」が6万9930円〜、「dm1」の量販店モデルが8万円前後〜、HP Directplusモデルが7万4970円〜、「dv7/CT」が10万5000円〜、「dv6i/CT」が6万9930円〜、「dv6a/CT」が5万2500円〜となっている。
HP Pavilion Desktopシリーズは、Core i7の900番台を標準搭載するミニタワー型の新フラッグシップモデル「HPEシリーズ」を追加。「HPE 190jp/CT」では最大で24GバイトのDDR3メモリ、2基搭載可能な2TバイトのHDD(7200rpm)、NVIDIA GeForce GTX260(1.8Gバイト)など、優れたパフォーマンスを実現している。ハイスペックモデル「e9000シリーズ」には、オプションとしてNVIDIA GeForce GTX260や2基搭載可能な2TバイトのHDDなどが追加された。
エントリーモデル「p6000シリーズ量販店モデル」、スリム型モデル「s5000シリーズ」にはCore i5/i3搭載モデルが追加された。さらに「HP Pavilion Desktop PCシリーズ」全体として、すべてのフルカスタマイズモデルで地上、BS、110度CSダブルデジタルチューナーが搭載可能になったのも特徴だ。そのほか、タッチ操作に対応した23インチワイドディスプレイ搭載モデル「HP TouchSmart 600PC」ではCore i7-720QMとCore i3-330Mを搭載したモデルも追加されている。
販売開始日は「s5350jp」および「600PCシリーズ」3機種が2月上旬を予定しており、その他の機種は発表同日に発売されている。販売価格は「HPE 190jp」が20万円前後、「HPE 190jp/CT」が9万9960円〜、「e9380jp/CT」が7万5810円〜、「p6350jp/p6370jp/p6390jp」が6万円前後、「p6320jp/CT」が2万9820円〜、「e9360jp/CT」が5万5860円〜、「s5350jp」が10万円前後、「s5350jp/CT」が4万9980円〜、「s5330jp/CT」が3万9900円〜、600PCシリーズの「1190jp」が26万円前後、「1170jp」が19万円前後、「1140jp/1160jp」が12万9990円〜となっている。
そのほか、今回はマルチタッチ操作が可能な21.5インチワイドフルHD対応モニタ「HP 2209t」も同時に発売される。こちらの販売価格は3万9900円だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」