ところで筆者の住む香港には乾物屋さんがたくさんある。店頭に並ぶ乾物のうち、ホタテの貝柱は日本産が一番、また干し椎茸やフカヒレなども実は日本のものが好まれている。そしてそれらを美味しい中華料理に仕上げるのが香港の一流のシェフなのね。日本の乾物系って中華圏では大人気なのだ。
乾物屋といえばやはり年配の方が多く集まるようで、筆者もCP09片手にホタテの貝柱を買いに行ってみた。店員さんが薦めてくるのもやっぱり日本は宗谷のもの。試食しつつせっかくだから一袋ほどを購入。さっそくCP09をゆっくり取り出し、ボリューム最大にしてハンズフリーで自宅に電話してみた。するとやっぱりお客さんの年配の方が広東語で話しかけてきたぞ!
「それいいねぇー、どこで売ってる?」。なんてところから会話が弾み……といいたいのだが筆者の広東語能力では会話が続行せず(汗)。「ぜひみなさん使ってくださいねー」というのが精一杯。でも「ちょっと見せて」と言われて貸してあげたところ結構楽しそうに使われていた。やっぱり「もっと簡単なケータイがほしい!」って普段から思われているんだろう。機能はなくとも、こんなシンプルなケータイなんて中国パワーを持ってすればホイホイといくらでも作れるだろう。ぜひとも「トンデモ簡単ケータイ」なんてジャンルの製品をどんどん出してもらいたいものである!
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