グーグル、日本語音声検索機能を公開--iPhoneとAndroid端末で利用可能に

永井美智子(編集部)2009年12月07日 17時38分
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 グーグルは12月7日、日本語の音声入力でウェブ検索ができる機能を公開した。iPhoneおよびAndroid端末で利用可能。動画検索などにも対応する。

 iPhoneの場合はApp Storeにおいて無料で提供されているアプリ「Google Mobile App」を使う。利用前には設定画面において「音声検索」を「オン」にする必要がある。Android端末の場合は、Androidマーケットで提供されているアプリ「Google音声検索」を利用する。

 いずれも検索ウィジェットにマイクのアイコンが表示されるため、このボタンを押して検索したい言葉を話しかけると、Google側で音声を認識して自動的にウェブ検索をする。

  • iPhoneで「Google Mobile App」を開くと設定画面上に「音声検索」の項目があるため、ここを「オン」にする

  • 検索ボックスの右側にマイクのアイコンが表示されるため、このボタンを押して音声を入力する

  • 話し終わると、自動的に「処理中」の画面になる。Googleサーバに音声クエリを投げ、結果を待っている状態だ

 地図や店舗検索、乗換案内、通貨レートといった検索にも対応しており、例えば「神保町から渋谷」と話すと、乗り換え案内の結果を自動表示する。また、「動画 子猫」と話せば、YouTubeの中から子猫の動画を探して表示する。

 グーグルによると、端末で認識した音声データをそのままGoogleのサーバに送り、結果を端末に表示しているという。ただし、クラウドサーバ上で処理しているため、結果はすぐに表示されるとのことだ。また、12月3日に公開した「Google日本語入力」の技術を使うことで、高い入力精度を実現したとしている。

 同じ音で複数の意味を持つ同音多義語への対応については、変換結果を手動で変えられるようにして、ユーザーが希望する言葉を探せるようにした。また、なまりや方言についても一部対応している。

 音声検索は2008年秋に英語版がリリースされており、中国語版に次いで世界で3言語目の公開となる。今後も対応言語は拡大していく予定とのこと。また、「音声認識には沢山の可能性がある」(グーグル)として、ウェブ検索以外の機能についても検討しているとのことだ。

  • 「神保町から渋谷」と話すと、一番上に乗換案内の結果が表示される

  • 「神保町 カレー」と入力。カレーのメッカだけあって、たくさんのカレー屋の情報が表示される。ここから地図やルートを表示したり、店舗に電話をかけたりすることも可能だ

  • 「動画 子猫」であれば、YouTubeから子猫の動画を選んで表示する

  • こちらはAndroid端末で試した様子。「めっちゃ好きやねん」といった方言にも対応している

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