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インテルのグーグル的アプローチ--48コアプロセッサSCCを無料配布する意味 - (page 3)

文:Rupert Goodwins(ZDNet UK) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年12月07日 07時30分
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 しかし、主な疑問は、ソフトウェアに対するGoogleのアプローチ、つまりソフトウェアを作って無料で提供し、その結果から発展して作り出されるものから利益を得るという方法が、ハードウェアでうまくいくかどうかということだ。

 さらに言えば、IntelがSCCの実験を価値のあるものと考えるなら、このコンセプトを発展させるためにできることは、もっとたくさんある。SCCの開発作業の大部分を受け持ったIntelのブラウンシュバイク研究所は、エミュレーションを専門にしており、無数の異なる設定を施して別のもののふりをさせることが容易にできるハードウェアを作り出している。Intelの社内ではすでにその価値が理解されていて、エミュレーションが、大規模な設計の作成やテスト、実証の複雑さに対処するための、主要な設計ツールになっている。

 その力を次の段階へ、つまり新しいアイデアが実用性と出会う市場の端へ押し進めようと考えることは、理にかなっている。多くの新しいアーキテクチャを受け入れ、現実のユーザーに作業してもらい、最終的にどれが役に立つかを判断するという研究プラットフォームを、Intelは作ろうとしているのだろうか。それは魅力的なアイデアであり、多くの変わった新機能の可能性が開ける。そこでは、ハードウェアが仮想化から一歩進んで、ソフトウェアの属性の多くを持つようになる。

 しかし、Intelが示しているのは、Googleがいつでも、たとえわれわれが耳を貸していないとしても、言ってきたようなことだ。Googleの意図は、ウェブにも、検索にも、メールにも、サービスにもない。それは、知識と入手可能性に関することであり、過去にたまたまうまくいっていただけの方法で行き詰まってしまうことなく、人々が求めるものを提供する新しい方法を見いだすことだ。Intelは、ウェブ検索から遠く離れたところでも、そのような意図が有効であることを示そうとしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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